精選版 日本国語大辞典 「川垢離」の意味・読み・例文・類語 せん‐ごり【川垢離・千垢離】 〘 名詞 〙 神仏へ祈願のため、川水などにひたって身を清めること。神仏への参詣のため、また重病人の平癒祈願のためなどに行なわれた。かわごり。川垢離〈絵本風俗往来〉[初出の実例]「近きころ江戸にて、千垢離(ゴリ)と名付。病気災難をまぬかれんとて〈略〉三冬に氷を砕いて河水に飛入る」(出典:談義本・教訓続下手談義(1753)四) かわ‐ごりかは‥【川垢離】 〘 名詞 〙 川でする垢離(こり)。せんごり。[初出の実例]「賢専四十九日羅漢供・法花同音沙汰了。墓参了。従レ其ゑひす河の河こりかき畢」(出典:多聞院日記‐永正三年(1506)正月二〇日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例