川島つゆ(読み)カワシマ ツユ

20世紀日本人名事典 「川島つゆ」の解説

川島 つゆ
カワシマ ツユ

大正・昭和期の俳人,俳句研究家



生年
明治25(1892)年1月10日

没年
昭和47(1972)年7月24日

出生地
埼玉県行田

旧姓(旧名)
沼田

別名
別名=沼田 露石

学歴〔年〕
三輪田高女〔明治42年〕卒

経歴
早くから俳句を学び、昭和36年別府女子大学教授に就任。のち別府大学教授、梅光女学院教授を務めた。俳諧の研究に専念し「一茶の種々相」など、一茶、芭蕉に関する著書が多い。女流の俳文学者として草分け的存在であり、句・歌・詩集「〓瑰」、歌集「銀の壺」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川島つゆ」の解説

川島つゆ かわしま-つゆ

1892-1972 大正-昭和時代の国文学者。
明治25年1月10日生まれ。沼波瓊音(ぬなみ-けいおん)に俳句をまなぶ。別府大,梅花女子大教授をつとめ,小林一茶や松尾芭蕉(ばしょう),近世女流俳人などの俳文学を研究した。昭和47年7月24日死去。80歳。埼玉県出身。三輪田高女卒。本名は以志。俳号は露石。著作に「おらが春新解」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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