川崎杜外(読み)カワサキ トガイ

20世紀日本人名事典 「川崎杜外」の解説

川崎 杜外
カワサキ トガイ

明治〜昭和期の歌人



生年
明治17(1884)年10月1日

没年
昭和9(1934)年8月15日

出生地
長野県東筑摩郡和田村

本名
川崎 左右

学歴〔年〕
東京専門学校(現・早稲田大学)中退

経歴
大正6年38歳で信濃日報社に入り、名古屋新聞に転じて、8年同紙の長野支局長となる。早くから短歌を作り、昭和2年「山守」を刊行した。「川崎社外歌集」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川崎杜外」の解説

川崎杜外 かわさき-とがい

1884-1934 大正-昭和時代前期の歌人。
明治17年10月1日生まれ。太田水穂に,のち窪田空穂(うつぼ)に師事して「国民文学」の同人となる。「名古屋新聞」の松本・長野支局長をつとめながら,後進の作歌指導にあたった。昭和9年8月16日死去。51歳。長野県出身。本名は左右。歌集に「山守」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android