川端三丁目(読み)かわばたさんちようめ

日本歴史地名大系 「川端三丁目」の解説

川端三丁目
かわばたさんちようめ

[現在地名]鳥取市川端三丁目・元町もとまち元魚町もとうおまち二丁目

元魚町二丁目の南西に並行する道に沿う。智頭ちず街道を挟んで川端二丁目より北西に続く両側町。南西は武家屋敷地藪片原やぶかたはらに接する。元和五年(一六一九)城下町拡張に伴う町割のとき、町人地四〇町のうち下構二〇町の一町として起立された。寛永一一年(一六三四)の竈数二七(因幡志)。安永七年(一七七八)の家数六三、表口間数合せて一四四間余、町役負担七二人余、賦課比率の等級は下に定められる(町方御定)。町として起立した当初は飴・煙草を商っていたが、慶安三年(一六五〇)東照宮(現樗谿神社)遷宮の際、飴・煙草屋をうえ町に、上町宿屋をこの地に移して以後川端四丁目とともに宿屋町となった(因幡志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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