左証(読み)サショウ

精選版 日本国語大辞典 「左証」の意味・読み・例文・類語

さ‐しょう【左証】

  1. 〘 名詞 〙 ( 割符の左券の意から ) 証拠。証左。あかし。
    1. [初出の実例]「証拠にせうとてぞ。左証と云てぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)張湯第二九)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐劉知幾伝・知幾嘗議孝経鄭氏学非康成注〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「左証」の読み・字形・画数・意味

【左証】さしよう

証拠。証拠を挙げて立証する。〔唐書、劉子玄伝〕嘗(かつ)て孝經氏學の、康に非ざるを議し、十二條を擧げて其の(あやま)りを左證す。當(まさ)に古を以て正と爲すべしと。

字通「左」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む