デジタル大辞泉 「巨川の済渉」の意味・読み・例文・類語 こせん‐の‐さいしょう〔‐サイセフ〕【▽巨川の済渉】 《「書経」説命上の、王が臣下に、もし巨川を済わたるときがあったら、汝なんじが舟のかじ取りをせよと言ったという故事から》大きな川を渡ること。臣下の補佐を得て王が政道を行うことのたとえ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「巨川の済渉」の意味・読み・例文・類語 こせん【巨川】 の 済渉(さいしょう) ( 「書経‐説命上」の、王が臣下に、もし私が巨川を済(わた)る時にはお前が舟とかじとりの役目をしなさいと言ったという故事による ) 大きな川を渡ること。王が補佐の臣の協力を得て政治を行なうたとえ。[初出の実例]「四海之安危、偏嬰二此人之力一、巨川(コセン)之済渉、久沃二眇身之心一」(出典:太平記(14C後)二三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例