差し樽(読み)サシダル

デジタル大辞泉 「差し樽」の意味・読み・例文・類語

さし‐だる【差し×樽/指し×樽】

横幅が狭い箱型で、注ぎ口が上に突き出た酒樽。→結い樽

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差し樽」の意味・読み・例文・類語

さし‐だる【差樽・指樽】

  1. 差樽〈守貞漫稿〉
    差樽〈守貞漫稿〉
  2. 〘 名詞 〙 酒樽の一種。箱型が特色角樽(つのだる)柳樽普及につれて江戸中期以降都会ではすたれ、地方に残った。→結樽(ゆいだる)
    1. [初出の実例]「くりのへやの分〈略〉さしたる二」(出典:東寺百合文書‐を・宝徳三年(1451)一〇月七日・彼方寿阿彌華蔵庵器具注文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android