差出口(読み)サシデグチ

デジタル大辞泉 「差出口」の意味・読み・例文・類語

さしで‐ぐち【差(し)出口】

でしゃばってよけいな口出しをすること。また、その言葉。「差し出口をたたく」
[類語]口を出す口を挟む嘴を容れる話の腰を折る口出し容喙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差出口」の意味・読み・例文・類語

さしいで‐ぐち【差出口】

  1. 〘 名詞 〙 分を越えて出しゃばった口をきくこと。さし出て言うことば。さしでぐち。
    1. [初出の実例]「若衆のさしいでぐち、咄のしり馬に乗たる、見苦し」(出典:浮世草子・男色十寸鏡(1687)下)

さしで‐ぐち【差出口】

  1. 〘 名詞 〙 よけいな口出し。でしゃばって言うことば。さしいで口。
    1. [初出の実例]「すいにして、ものしりかほの、さしてくち、ついしゃう有て、ちまんする人」(出典:仮名草子・長者教(1627))

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