嘴を容れる(読み)クチバシヲイレル

デジタル大辞泉 「嘴を容れる」の意味・読み・例文・類語

くちばし・れる

自分とは直接関係のないことに横から口出しをする。容喙ようかいする。「人のすることにすぐ―・れたがる」
[類語]口を出す口を挟む話の腰を折る口出し差し出口容喙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嘴を容れる」の意味・読み・例文・類語

くちばし【嘴】 を 容(い)れる

  1. 他人のすることに対して、あれこれ言って口出しをする。容喙(ようかい)する。くちばしをさしはさむ。唇を差し出す。
    1. [初出の実例]「娣、嘴を容れて曰く」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)二)
    2. 「それは、われわれが嘴を容れるべき筋ぢゃないさ」(出典:牛山ホテル(1929)〈岸田国士〉四)

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