容喙(読み)ヨウカイ

デジタル大辞泉 「容喙」の意味・読み・例文・類語

よう‐かい【容×喙】

[名](スル)くちばしを入れること。横から口出しをすること。差し出口。「他人容喙すべき問題ではない」
[類語]お節介口出し手出しちょっかい干渉介入口を出す口を挟む嘴を容れる話の腰を折る差し出口

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「容喙」の意味・読み・例文・類語

よう‐かい【容喙】

  1. 〘 名詞 〙 当事者でないものが横あいから差し出口をすること。口ばしをいれること。容嘴(ようし)
    1. [初出の実例]「趣向不同、豈更容喙乎」(出典:徂徠集(1735‐40)二〇)
    2. 「他人が妄りに容喙するべき筈の者ではありませんからな」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四)

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普及版 字通 「容喙」の読み・字形・画数・意味

【容喙】ようかい

口を出す。

字通「容」の項目を見る

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