改訂新版 世界大百科事典 「巻取り」の意味・わかりやすい解説 巻取り (まきとり)roll paper 抄紙機で連続的にできた紙を切断せずに所要の幅と直径に巻き取った紙。ロール紙ともいう。新聞用紙では巻取りの大きさはJISで規定され,A巻取りからE巻取りまでそれぞれ幅1626mm,1092mm,1219mm,813mm,546mm,直径は910mmを超えないと決められている。A巻取りでは巻取幅は広げた新聞紙2枚に相当し,1巻は約8190mであるから24ページだての新聞5000部がとれる。重さは約650kgにも達する。執筆者:臼田 誠人 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「巻取り」の意味・わかりやすい解説 巻取り【まきとり】 ロール紙とも。商品になった紙の一つの形態で,平判(ひらばん)に対する。抄紙機ですかれた連続した帯状の紙や板紙を,規定の長さまたは重さにロール状に巻き取ったもの。新聞用紙のように輪転機印刷にかけるものは,巻取りに作る。トイレットペーパーもその例。→関連項目印刷機|新聞用紙|連 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by