ロール紙(読み)ロールシ

デジタル大辞泉 「ロール紙」の意味・読み・例文・類語

ロール‐し【ロール紙】

片面だけに光沢のある洋紙包装紙などに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「ロール紙」の意味・読み・例文・類語

ロール‐し【ロール紙】

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] rolled paper から。明治初期に輸入されたとき巻取紙になっていたところからいう ) 片面だけにつや出し加工をした洋紙。一時は封筒用に多用されたが、現在では包装紙・ちらしなどに用いる。
    1. [初出の実例]「薄墨でロオル紙へ走り書きした小樽の女の手紙をみると」(出典:澪(1911‐12)〈長田幹彦〉二)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロール紙」の意味・わかりやすい解説

ロール紙
ロールし
machine-glazed paper

片面に光沢をもつ紙。大型ドライヤーのついた,ヤンキー抄紙機ですいた片つや紙。印刷用紙包装用紙などに使う。原料によって,純白ロール,Sロール,Gロールなどに分ける。純白ロールはさらしクラフトパルプ,さらし亜硫酸パルプを,Sロールは未ざらし,または半ざらし亜硫酸パルプを,Gロールは化学パルプ 30%以上に砕木パルプを混入したものを,それぞれ原料とする。

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百科事典マイペディア 「ロール紙」の意味・わかりやすい解説

ロール紙【ロールし】

巻取り

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世界大百科事典(旧版)内のロール紙の言及

【巻取り】より

…抄紙機で連続的にできた紙を切断せずに所要の幅と直径に巻き取った紙。ロール紙ともいう。新聞用紙では巻取りの大きさはJISで規定され,A巻取りからE巻取りまでそれぞれ幅1626mm,1092mm,1219mm,813mm,546mm,直径は910mmを超えないと決められている。…

※「ロール紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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