市九郎(読み)いちくろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市九郎」の解説

市九郎 いちくろう

菊池寛の小説「恩讐(おんしゅう)の彼方(かなた)に」の主人公。
主人の愛妾(あいしょう)と通じ主人を殺してにげるが,のち改心,出家して了海と名をかえ,豊前(ぶぜん)耶馬渓(やばけい)(大分県)で洞門開削に着手。のち,敵とねらう主人の息子も工事に協力,21年目に貫通後両者は和解する。青ノ洞門を開削した僧禅海がモデル。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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