日本歴史地名大系 「市小路町浜」の解説 市小路町浜いちしようじまちはま 福岡県:福岡市博多区博多・博多津新町流市小路町浜[現在地名]博多区奈良屋町(ならやまち)・神屋町(かみやまち)大浜(おおはま)の通りに面する両側町。釜屋番(かまやばん)の通りを境に西は西町浜(にしまちはま)、市小路町の通りを境に東は浜口町浜(はまぐちまちはま)が続く。大浜の通りの北に並行してもう一本の道が通り、この道の北方には浜(博多大浜)が広がっていた(福岡博多近隣古図)。大浜四町の一で、市小路浜などともいった(続風土記)。元禄三年(一六九〇)の家数三三(同書)。明和三年(一七六六)には家数三四・間数一一五間余(石城志)。慶応二年(一八六六)には家数二八(博多店運上帳)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by