市川徹弥(読み)イチカワ テツヤ

20世紀日本人名事典 「市川徹弥」の解説

市川 徹弥
イチカワ テツヤ

明治期の軍人,官吏 陸軍通訳官。



生年
文久2年9月19日(1862年)

没年
昭和2(1927)年3月24日

出生地
筑前国筑紫郡御笠村(福岡県)

学歴〔年〕
日清貿易研究所

経歴
荒尾精の日清貿易研究所で学び、明治27年日清戦争に陸軍通訳を志願して従軍。28年台湾総督府に務める。日露戦争では陸軍通訳官として第1軍司令部付、満州軍政委員、遼東兵站監部付などを歴任。のち神戸・大阪で綿貿易を営んだ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川徹弥」の解説

市川徹弥 いちかわ-てつや

1862-1927 明治時代の軍人,官吏。
文久2年9月19日生まれ。荒尾精の日清(にっしん)貿易研究所でまなび,明治27年日清戦争に陸軍通訳を志願して従軍。28年台湾総督府につとめる。日露戦争で陸軍通訳官,満州軍政委員。のち神戸,大阪で綿貿易をいとなむ。昭和2年3月24日死去。66歳。筑前(ちくぜん)(福岡県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android