市比野温泉(読み)いちひのおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「市比野温泉」の意味・わかりやすい解説

市比野温泉
いちひのおんせん

鹿児島県薩摩川内市(さつませんだいし)樋脇町(ひわきちょう)にある温泉泉質単純温泉。川内(せんだい)川支流の市比野川沿いに温泉街が続く。湯量は豊富で、湯治宿も並ぶ。8か所の泉源自治体が集中管理し、旅館浴場、一般家庭に配湯している。JR川内駅からバスの便がある。

[平岡昭利]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「市比野温泉」の意味・わかりやすい解説

市比野温泉
いちひのおんせん

鹿児島県北西部,薩摩川内市にある温泉。市比野川沿いののどかな環境で,川沿いに温泉街が広がる。泉質は単純泉。泉温は 51~60℃。胃腸病や神経痛にきくといわれる。宿はいずれも設備が整い,団体客も多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android