市比野温泉(読み)いちひのおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「市比野温泉」の意味・わかりやすい解説

市比野温泉
いちひのおんせん

鹿児島県薩摩川内市(さつませんだいし)樋脇町(ひわきちょう)にある温泉泉質単純温泉。川内(せんだい)川支流の市比野川沿いに温泉街が続く。湯量は豊富で、湯治宿も並ぶ。8か所の泉源自治体が集中管理し、旅館浴場、一般家庭に配湯している。JR川内駅からバスの便がある。

[平岡昭利]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「市比野温泉」の意味・わかりやすい解説

市比野温泉
いちひのおんせん

鹿児島県北西部,薩摩川内市にある温泉。市比野川沿いののどかな環境で,川沿いに温泉街が広がる。泉質は単純泉。泉温は 51~60℃。胃腸病や神経痛にきくといわれる。宿はいずれも設備が整い,団体客も多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む