泉源(読み)センゲン

デジタル大辞泉 「泉源」の意味・読み・例文・類語

せん‐げん【泉源】

泉のわき出るもと。転じて、物事のはじまり。みなもと。根源
「真福の―を涸竭こかつせしむることゆえ」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「泉源」の意味・読み・例文・類語

せん‐げん【泉源】

  1. 〘 名詞 〙 泉のみなもと。泉がわき出るもと。転じて、物事のはじめ。根源。本源
    1. [初出の実例]「泉源は石ぞ。石から水は出ぞ」(出典:日本書紀桃源抄(15C後))
    2. 「之を識るは歴史と天然と文学との泉源に達する事なり」(出典:所感十年(1913)〈内村鑑三〉聖書)
    3. [その他の文献]〔詩経‐衛風・竹竿〕

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普及版 字通 「泉源」の読み・字形・画数・意味

【泉源】せんげん

泉の源。

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