デジタル大辞泉
「市隠」の意味・読み・例文・類語
し‐いん【市隠】
官職に就かないで、市井に隠れ住むこと。また、その人。
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し‐いん【市隠】
〘名〙 官につかないで市井に隠れ住むこと。また、その人。
大隠。
※
仮名草子・
清水物語(1638)上「市の中にまぎれゐて、あき人のやうにして、
其日其日をくらすもあり。是を市ゐんといふなり」 〔
皎然‐酬崔侍御見贈詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「市隠」の読み・字形・画数・意味
【市隠】しいん
市中の隠者。唐・皎然〔崔侍御の贈らるるに酬ゆ〕詩 市隱、何ぞを妨げん 禪棲、詩を廢せず字通「市」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報