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皎然 こうねんJiao-ran

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

皎然
こうねん
Jiao-ran

中国,中唐の詩僧。長城 (浙江省) の人。本名は謝昼で,謝霊運の子孫。字,清昼。仏道,詩作ともに精進し,また経史の学にも通じていたといわれる。顔真卿と親交があり,その著の『韻海鏡源』に助力し,また詩では,やはり交遊のあった韋応物から影響を受けた。作詩の体式を述べた『詩式』の著がある。詩集『杼山集』。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうねん【皎然 Jiǎo rán】

中国,唐代の湖州杼山の僧。生没年不明。長城(浙江省鎮江市)の人。晋の文人謝安が10代の孫にあたる。霊隠寺守直の門に入り,律,禅など仏道の研鑽を積んだが,詩僧,文人として知られるようになり,《儒釈交遊伝》《内典類聚》《号呶子》を著し,文集10巻は相国于頔(うてき)の序を加え徳宗の命により秘閣に蔵せられたという。顔真卿,韋応物,呉季徳,皇甫曾など当時を代表する文人墨客と親交を結んでいる。【藤善 真澄】

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