布施溜池(読み)ふせのためいけ

日本歴史地名大系 「布施溜池」の解説

布施溜池
ふせのためいけ

[現在地名]八日市市布施町

布施町南部、布施山北東麓にある灌漑用溜池。布施溜・布施大池ともよばれる。面積一二万四〇〇〇平方メートル、灌漑面積は南の新(しん)溜(上池)を合せ四八万六〇〇〇平方メートルに及ぶ。古代朝鮮からの渡来技術による造営ともいわれ、また天平宝字八年(七六四)造池使となった刑部卿淡海真人三船の造池事業(「続日本紀」同年八月一四日条)によるともいわれる。「梁塵秘抄」(雑)にも「近江にをかしき歌枕」として「蒲生野布施の池」と歌われている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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