常斎(読み)ジョウサイ

デジタル大辞泉 「常斎」の意味・読み・例文・類語

じょう‐さい〔ジヤウ‐〕【常斎】

常に精進潔斎すること。
施主の家へ行き、読経などをして中食供養を受ける僧。おとき坊主。

じょう‐とき〔ジヤウ‐|ヂヤウ‐〕【常斎/定斎】

檀家などできまった日時に読経に来る僧に出す食事
「今日は―を下さるる方がござある」〈虎明狂・東西迷〉

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精選版 日本国語大辞典 「常斎」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ときジャウ‥【常斎・定ヂャウ斎】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とき」は正午前にとる正しい食事 ) 仏語在家で、僧にある特定のときにいつも出す食事。
    1. [初出の実例]「今日はぢゃうときを下さるるかたが御ざある。毎月さだまってあさから参るに、粥をくだされ」(出典:虎明本狂言・東西離(室町末‐近世初))

じょう‐さいジャウ‥【常斎】

  1. 〘 名詞 〙 常に精進潔斎すること。

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