精選版 日本国語大辞典 「常調」の意味・読み・例文・類語 じょう‐ちょうジャウテウ【常調】 〘 名詞 〙① 音楽・曲などの調子がありきたりであること。[初出の実例]「爾乃韻無二常調一、無二出不一レ妙」(出典:経国集(827)一・嘯賦〈菅原清公〉)[その他の文献]〔後漢書‐仲長統伝論〕② 一般的に、物事の状態が平常の調子であること。いつもの調子。[初出の実例]「常調(ジャウテウ)以上の変った生活は、普通の学士などには送れないかも知れないと考へた」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例