常陸牛(読み)ひたちぎゅう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「常陸牛」の解説

常陸牛[畜産]
ひたちぎゅう

関東地方茨城県地域ブランド
茨城県で育てられる黒毛和種肉牛。茨城県の雄大な自然のなかで丹精込めて生産されている。約2年半かけて飼育し、食肉取引規格の肉質等級A・Bの4以上に格付けされたものだけが常陸牛と呼ばれる。肉のきめが細かく、良質の脂肪が筋肉中に霜降り状に沈着するため、非常にやわらかく風味も良いのが特徴。茨城県では常陸牛指定生産者制度を導入し、素牛から飼料、管理技術や販売店まで厳選

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「常陸牛」の解説

常陸牛

茨城県産の銘柄牛肉。最長飼養地が茨城県である黒毛和牛のうち一定の基準を満たし、茨城県常陸牛振興協会に認定されたもの。

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