平塚八幡宮(読み)ひらつかはちまんぐう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「平塚八幡宮」の意味・わかりやすい解説

平塚八幡宮
ひらつかはちまんぐう

神奈川県平塚市浅間町に鎮座。社伝によれば、仁徳(にんとく)天皇68年この地方に大地震があり、人民苦難のさまを聞かれた天皇が国土安穏のため応神(おうじん)天皇を祀(まつ)ったのが創祀(そうし)という。1191年(建久2)源頼朝(よりとも)は安産祈願のため神馬(しんめ)を寄進、1591年(天正19)徳川家康は社領50石を寄進し社殿再建を命じた。相模(さがみ)国五の宮と称し、5月5日の国府祭(こうのまつり)、7月15日の浜降(はまおり)祭にも一宮寒川(いちのみやさむかわ)神社以下とともに神輿(みこし)が渡御する。古来、平塚宿(じゅく)の鎮守として広く崇敬される。旧県社。例祭は8月15日。

[佐野和史]

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