平潟神社(読み)ひらかたじんじや

日本歴史地名大系 「平潟神社」の解説

平潟神社
ひらかたじんじや

[現在地名]長岡市表町一丁目

おもて一之町と柳原やなぎはら町の境にある。祭神は建御名方命。創立年代不詳。初め現在の国鉄長岡駅付近の地にあり、天文年間(一五三二―五五)には上杉謙信、天正年間(一五七三―九二)には上杉景勝崇敬し、黒印付神田を寄進して武運長久を祈願したと伝える。堀氏の築城計画の際、現在地に遷った。牧野氏入封後その祈願所となり、神田四〇石の寄進があった。別当職は、昔は片岡修理が勤めたが、慶長七年(一六〇二)伊賀国の桃田義春が来て片岡家を相続。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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