デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平田職忠」の解説 平田職忠 ひらた-もとただ 1580-1660 江戸時代前期の有職(ゆうそく)家。天正(てんしょう)8年生まれ。明経道の中原氏の分流で,代々蔵人所(くろうどどころ)の出納をつかさどる。大蔵大輔(たいふ)。船橋秀賢(ひでかた)にまなんで,「官職便覧」や家職の記録「職忠日記」をのこした。万治(まんじ)3年6月16日死去。81歳。号は萃庵。著作はほかに「魚魯愚鈔(ぎょろぐしょう)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例