平良新助(読み)タイラ シンスケ

20世紀日本人名事典 「平良新助」の解説

平良 新助
タイラ シンスケ

明治〜昭和期のアメリカ移民



生年
明治9年7月23日(1876年)

没年
昭和45(1970)年11月8日

出生地
沖縄県国頭郡今帰仁村

学歴〔年〕
沖縄県尋常中学中退

主な受賞名〔年〕
琉球新報賞〔昭和39年〕

経歴
謝花昇らと自由民権運動参加。運動の挫折後、明治34年初の沖縄県出身移民実情調査のためハワイへ渡航、移民として在留する。37年カリフォルニア州へ移り、苦心の末、ロサンゼルスでホテルを経営した。当地の日本人会、沖縄県人会の会長をつとめ、大正13年沖縄県海外協会創立に尽力。第2次大戦中アリゾナ州ヒラ・キャンプに強制収容される。昭和28年帰国。琉球民謡「ひやみかち節」の作詞者でもある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平良新助」の解説

平良新助 たいら-しんすけ

1876-1970 明治-昭和時代の自由民権運動家,移民。
尚泰王29年9月4日生まれ。沖縄中学を中退して謝花昇(じゃはな-のぼる)らと沖縄の自由民権運動に参加。明治34年アメリカにわたり,カリフォルニアで農業,レストランやホテル経営などに成功し,日本人会の会長をつとめた。昭和28年帰国。昭和45年11月8日死去。94歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「平良新助」の解説

平良 新助 (たいら しんすけ)

生年月日:1876年9月4日
明治時代-昭和時代のアメリカ移民。日本人会会長;沖縄県人会会長
1970年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android