平野三号墳(読み)ひらのさんごうふん

日本歴史地名大系 「平野三号墳」の解説

平野三号墳
ひらのさんごうふん

[現在地名]香芝町大字平野

杵築きつき神社北側にあった古墳で、平野塚穴山ひらのつかあなやま古墳同様、横口式石槨をもっていたと推定される。江戸末の絵図面(平野区有文書)では二間の間隔をおいて円墳二つが描かれており、西側の古墳は東西八間、南北八間、高さが北で一間、南で二間。東側のものは東西一〇間、南北一〇間、高さが北で一間、南で二間。西側のものに露出する石材が描かれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android