幸い木(読み)サイワイギ

デジタル大辞泉 「幸い木」の意味・読み・例文・類語

さいわい‐ぎ〔さいはひ‐〕【幸い木】

正月飾り物の一。四国九州地方で、内庭入り口土間の上に横につるす木。これに平年は12本、閏年は13本の縄を下げ、たいぶり昆布大根など、正月に食べる物をつるす。さちぎ。懸けのうお 新年》
年木としぎ」に同じ。
粥杖かゆづえ」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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