内庭(読み)ウチニワ

デジタル大辞泉 「内庭」の意味・読み・例文・類語

うち‐にわ〔‐には〕【内庭】

屋敷内で、建物に挟まれたり囲まれたりした庭。中庭壺庭つぼにわ
[類語]庭園ガーデン名園林泉庭先外庭中庭坪庭前庭まえにわ前庭ぜんてい裏庭石庭箱庭御苑神苑内苑外苑花園梅園花壇前栽築山

ない‐てい【内庭】

なかにわ。うちにわ。

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精選版 日本国語大辞典 「内庭」の意味・読み・例文・類語

ない‐てい【内庭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一軒の家の建物と建物との間にある庭。うちにわ。なかにわ。
    1. [初出の実例]「内庭仮植樹木以作林帷而為肆宴歌」(出典万葉集(8C後)二〇・四四九五・題詞)
  3. 禁庭の内。
    1. [初出の実例]「内庭又有惟氏」(出典:日本詩史(1771)二)
    2. [その他の文献]〔李庾‐東都賦〕

うち‐にわ‥には【内庭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 家の内の庭。一軒の家の、建物と建物との間にある庭。中庭。壺庭(つぼにわ)
    1. [初出の実例]「何故に此屋敷の内庭にさまよふぞ」(出典:浄瑠璃・難波丸金鶏(1759)八幡敵討)
  3. 出入り口内部土間
    1. [初出の実例]「大戸へこけかかりしが、〈略〉内にはへあふむけにどっさり」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前)

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