幽顕(読み)ゆうけん

精選版 日本国語大辞典 「幽顕」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐けんイウ‥【幽顕】

  1. 〘 名詞 〙 この世とあの世
    1. [初出の実例]「二霊群品の祖と為りき。所以に、幽顕に出入して」(出典:古事記(712)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「幽顕」の読み・字形・画数・意味

【幽顕】ゆう(いう)けん

幽明。唐・陳子昂〔将軍程処弼の為に放流を辞する表〕存する離(りうり)し、するは哀痛す。辛酸(しんさん)幽顯、世の悲しむと爲る。

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