広円(読み)こうえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広円」の解説

広円 こうえん

755-? 奈良-平安時代前期の僧。
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)7年生まれ。真言宗。奈良の大安寺(だいあんじ)に属し,下野(しもつけ)(栃木県)講師(こうじ)となる。延暦(えんりゃく)24年(805)京都高雄山寺(神護(じんご)寺)で最澄より三部三昧耶(さんまや)の灌頂(かんじょう)をうけた。大同(だいどう)3年(808)6月17日,54歳のときの遺言状がのこっている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android