広埜神社(読み)ひろのじんじや

日本歴史地名大系 「広埜神社」の解説

広埜神社
ひろのじんじや

[現在地名]中土佐町上ノ加江 大田原

通称網代あじろの字大田原おおだはら鎮座祭神は気長足姫命。旧郷社。安産の神として有名。古く弘野ひろの大明神と称し、かみ加江かえ村の総鎮守で、天正一六年(一五八八)の上賀江村地検帳にも当社の宮床・神田がみえる。「天正元年酉年霜月十五日大檀那源朝臣佐竹弁寿丸大願主福寿軒沙門」と墨書した棟札があったが、宝永四年(一七〇七)の大津波社殿とともに流失したという(南路志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android