広瀬和育(読み)ヒロセ カズヤス

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「広瀬和育」の解説

広瀬 和育
ヒロセ カズヤス


肩書
貴院議員,藤田村(山梨県)村長,第十銀行頭取

別名
字=致中 号=梧村 東田外史

生年月日
嘉永2年4月(1849年)

出生地
甲斐国中巨摩郡藤田村(山梨県)

経歴
明治元年藤田村名主役、6年戸長、以後大正12年まで50年間村長を務めた。その間中臣摩郡参事会員、山梨県参事会員、県農会頭、第十銀行頭取、武田神社奉建会評議員などを歴任、貴院議員となった。一方荒地開墾、道路・橋梁の修治などに尽力。書や絵画に長じ、水仙をよく描いた。

受賞
藍綬褒章 勲八等瑞宝章

没年月日
大正14年4月29日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「広瀬和育」の解説

広瀬 和育
ヒロセ ワイク

明治・大正期の政治家 貴院議員;藤田村(山梨県)村長;第十銀行頭取。



生年
嘉永2年4月14日(1849年)

没年
大正14(1925)年4月29日

出生地
甲斐国中巨摩郡藤田村(山梨県)

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章,勲八等瑞宝章

経歴
明治元年藤田村名主役、6年戸長、以後大正12年まで50年間村長を務めた。その間中臣摩郡参事会員、山梨県参事会員、県農会頭、第十銀行頭取、武田神社奉建会評議員などを歴任、貴院議員となった。一方荒地開墾、道路・橋梁の修治などに尽力。書や絵画に長じ、水仙をよく描いた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広瀬和育」の解説

広瀬和育 ひろせ-わいく

1849-1925 明治-大正時代の政治家。
嘉永(かえい)2年4月14日生まれ。広瀬元恭(げんきょう)の甥。明治5年以降郷里の山梨県藤田村の戸長をつとめ,23年山梨県会議員,30年貴族院議員。のち第十銀行頭取となる。書画にすぐれ,梧邨と号した。大正14年4月29日死去。77歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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