広葉(読み)コウヨウ

デジタル大辞泉 「広葉」の意味・読み・例文・類語

こう‐よう〔クワウエフ〕【広葉】

幅の広い葉。広葉樹の葉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「広葉」の意味・読み・例文・類語

ひろ‐ば【広葉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ひろは」とも )
  2. 幅の広い、草木の葉。
    1. [初出の実例]「しもがれやならのひろ葉をやひらでにさすとぞいそぐ神のみやつこ〈恵慶〉」(出典:新勅撰和歌集(1235)神祇・五七二)
  3. 植物萵苣(ちしゃ)をいう女房詞

こう‐ようクヮウエフ【広葉】

  1. 〘 名詞 〙 幅の広く大きい、広葉樹の葉。
    1. [初出の実例]「芭蕉の広葉は風に顫へて」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android