広葉(読み)コウヨウ

精選版 日本国語大辞典 「広葉」の意味・読み・例文・類語

ひろ‐ば【広葉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ひろは」とも )
  2. 幅の広い、草木の葉。
    1. [初出の実例]「しもがれやならのひろ葉をやひらでにさすとぞいそぐ神のみやつこ〈恵慶〉」(出典:新勅撰和歌集(1235)神祇・五七二)
  3. 植物萵苣(ちしゃ)をいう女房詞

こう‐ようクヮウエフ【広葉】

  1. 〘 名詞 〙 幅の広く大きい、広葉樹の葉。
    1. [初出の実例]「芭蕉の広葉は風に顫へて」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む