萵苣(読み)チシャ

  • ちさ
  • 萵=苣
  • 萵苣 (チサ)
  • 萵苣 (チシャ・チサ)
  • 萵苣(ちしゃ)

デジタル大辞泉の解説

キク科の野菜。高さ約90センチ。夏、黄色の頭状花を開く。ヨーロッパの原産で、葉を食用とし、レタスサラダ菜カキチシャタチヂシャサンチュなどの種類がある。結球するものを球チシャ、結球しないものをカキチシャ・葉チシャなどとして区別する。ちさ。 春 花=夏》「生魚(なまざかな)すぐ飽き―を所望かな/茅舎

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デジタル大辞泉プラスの解説

長野県、東信地方のJA佐久浅間が企画・販売する焼酎(乙類)の商品名。仕込みは同県佐久市の芙蓉酒造。レタスを主原料に、と米こうじを加えて発酵させ、蒸留したもの。2004年発表。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① =ちしゃ(萵苣)①《季・春》
※新撰字鏡(898‐901頃)「苣 胡麻 又知佐」
※俳諧・芭蕉真蹟懐紙(1694)「ちさはまだ青ばながらになすび汁」
③ 植物「えごのき(━木)」の異名
※万葉(8C後)一八・四一〇六「知左(チサ)の花 咲ける盛りに」
〘名〙 (「ちさ(萵苣)」の変化した語)
① キク科の一年草または二年草。レタス、サラダ菜、カキチシャ、タチヂシャなどに大別される代表的な蔬菜。ヨーロッパ原産で、古くから栽培されている。全体に白粉を帯び、切ると白い乳液が出る。根生葉は楕円形で大きく、茎葉は茎を抱く。夏、枝先に舌状花だけからなる淡黄色の花が咲く。ちさ。《季・春》
▼ちしゃの花《季・夏》 〔観智院本名義抄(1241)〕 〔日本植物名彙(1884)〕
② 植物「えごのき(━木)」の異名。
[語誌]「観智院本名義抄」に「チサ」「チシャ」の両表記が見られ、中世以降の辞書類には「チシャ」と附訓されている。これは仮名文字が作られた頃のサ行音は〔 ʃ 〕という拗音性の音価で、これを仮名一文字で表記したが、後に他の行の表記にあわせて、「サ=〔 sa 〕」から「シャ=〔 ʃa 〕」へと表記が変わったことによるものである。

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