広野三郎(読み)ヒロノ サブロウ

20世紀日本人名事典 「広野三郎」の解説

広野 三郎
ヒロノ サブロウ

大正・昭和期の歌人,日本史学者



生年
明治30(1897)年4月10日

没年
昭和43(1968)年4月4日

出生地
東京

学歴〔年〕
国学院大学国文科〔大正7年〕卒

経歴
東大史料編纂所に勤務し、「大日本史料」第12編、「梅津政景日記」などの編集に従事著書に「徳川家光公伝」「中野区史」などがある。一方、歌人としても活躍。大正4年アララギに入会し島木赤彦斎藤茂吉師事。昭和25年「白埴」を創刊し、28年「久木」を創刊。歌集に「白埴」「あかつき」「泉」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広野三郎」の解説

広野三郎 ひろの-さぶろう

1897-1968 大正-昭和時代の歌人。
明治30年4月10日生まれ。大正4年「アララギ」にはいり,島木赤彦,斎藤茂吉に師事。東京帝大史料編纂所につとめるかたわら歌をよみ,昭和25年「白埴(しらはに)」を創刊,28年「草苑」と合同して「久木」を主宰した。昭和43年4月4日死去。70歳。東京出身。国学院大卒。歌集に「白埴」「あかつき」「泉」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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