庇陰(読み)ヒイン

デジタル大辞泉 「庇陰」の意味・読み・例文・類語

ひ‐いん【×庇陰/××蔭】

[名](スル)
ひさしのかげ
かばうこと。また、おかげをこうむること。
罪人を―することは」〈鉄腸南洋の大波瀾〉

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精選版 日本国語大辞典 「庇陰」の意味・読み・例文・類語

ひ‐いん【庇陰・庇蔭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ひさしの影。また、ひさしで覆われたところ。
  3. ( ━する ) かばうこと。おおい助けること。おかげをこうむること。おかげ。
    1. [初出の実例]「葛藟従来依庇蔭、私侍深宮人不知」(出典:南郭先生文集‐三編(1745)一)
    2. 「何(いか)にもこれを庇蔭(ヒイン)する居所を求めざるべからざることとなれり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉第一板序)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐文公七年〕

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普及版 字通 「庇陰」の読み・字形・画数・意味

【庇陰】ひいん

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