底荷(読み)ソコニ

精選版 日本国語大辞典 「底荷」の意味・読み・例文・類語

そこ‐に【底荷】

  1. 〘 名詞 〙 船舶の喫水を深くして安定させるために、船底に砂・石・石炭塊鉄などの重荷を積み込むこと。また、その荷物。バラスト。底積み。
    1. [初出の実例]「荷物又は底荷の陸揚か終了したる時を以て終はる」(出典:商法(明治三二年)(1899)六五九条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む