店仕舞(読み)ミセジマイ

デジタル大辞泉 「店仕舞」の意味・読み・例文・類語

みせ‐じまい〔‐じまひ〕【店仕舞(い)/見世仕舞(い)】

[名](スル)
店をたたんで廃業すること。商売をやめること。閉店。「営業不振で―する」⇔店開き
その日の営業を終えて、店をしまうこと。閉店。「九時に―する」⇔店開き
[類語]閉店看板閉業店を畳む看板を下ろす暖簾を下ろす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「店仕舞」の意味・読み・例文・類語

みせ‐じまい‥じまひ【店仕舞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 店をやめること。廃業すること。
    1. [初出の実例]「店仕舞ひメチャクチャ大投売りの」(出典:夫婦善哉(1940)〈織田作之助〉)
  3. 一日の商売が終わって店を閉めること。閉店。
    1. [初出の実例]「あの大丸も店仕舞をしたさうな」(出典:道程(1914)〈高村光太郎〉人形町)
  4. 花街で、夜半の一二時のこと。
    1. [初出の実例]「早更渡る、鉄棒の音もりんりん店仕廻」(出典:浄瑠璃・恋女房染分手綱(1751)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む