庚待(読み)かのえまち

精選版 日本国語大辞典 「庚待」の意味・読み・例文・類語

かのえ‐まち【庚待】

  1. 〘 名詞 〙 庚申(こうしん)の夜、三尸(さんし)の難をよけるために帝釈天青面金剛、または猿田彦徹夜でまつる習俗庚申待(こうしんまち)
    1. [初出の実例]「子六月十日の夕べ、かのえまちに御出候へと申候処に」(出典:禅鳳雑談(1513頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android