庚待(読み)かのえまち

精選版 日本国語大辞典 「庚待」の意味・読み・例文・類語

かのえ‐まち【庚待】

〘名〙 庚申(こうしん)の夜、三尸(さんし)の難をよけるために帝釈天青面金剛、または猿田彦徹夜でまつる習俗庚申待(こうしんまち)
※禅鳳雑談(1513頃)中「子六月十日の夕べ、かのえまちに御出候へと申候処に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android