府兵(読み)ふへい

精選版 日本国語大辞典 「府兵」の意味・読み・例文・類語

ふ‐へい【府兵】

  1. 〘 名詞 〙 政府方の兵。朝廷に従う軍勢
    1. [初出の実例]「唐の兵制は、周・斉・隋の法によりて府兵と云」(出典:制度通(1724)一二)
    2. [その他の文献]〔晉書‐劉弘伝〕

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普及版 字通 「府兵」の読み・字形・画数・意味

【府兵】ふへい

各府に配属する国軍の兵。〔唐書、兵志〕府兵の制は西魏・後り、隋に備はる。興りて之れに因る。

字通「府」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の府兵の言及

【警察】より


【日本の警察制度】

[沿革]
 明治初年には警察は軍務官(およびその後身の兵部省)の所管であった。1869年(明治2)11月兵部省は各藩から兵士を選抜して府兵を組織して東京府の警察事務を行わせたが,その他の各地方にも府兵・県兵が置かれた(これらは1871年に廃止)。72年には警察が司法省警保寮の所管となり,軍事と警察は分離された。…

※「府兵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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