庭梅(読み)ニワウメ

デジタル大辞泉 「庭梅」の意味・読み・例文・類語

にわ‐うめ〔には‐〕【庭梅】

バラ科の落葉低木。葉は卵形で縁にぎざぎざがある。春、新葉とともに白色または淡紅色の花をつけ、赤い実を結ぶ。実は食べられる。中国原産庭木鉢植えにする。郁李いくり。こうめ。 春》あけぼのや―の匂ふ家の前/月斗

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精選版 日本国語大辞典 「庭梅」の意味・読み・例文・類語

にわ‐うめには‥【庭梅】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科の落葉小低木。中国原産で、庭木や切花用に栽植される。高さは人の丈ほどでよく枝分かれし根元から広がる。葉は短柄をもち長さ三~七センチメートルの卵状披針形で縁に二重の鋸歯がある。春、新葉とほぼ同時に、白または淡紅色の五弁花を開く。花は径一・五センチメートル内外。果実は径約一センチメートルの球形で食べられる。漢名郁李。こうめ。りんしゅうばい。《 季語・春 》 〔大和本草(1709)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「庭梅」の解説

庭梅 (ニワウメ)

学名Prunus japonica
植物。バラ科の落葉小低木,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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