庭梅(読み)ニワウメ

デジタル大辞泉 「庭梅」の意味・読み・例文・類語

にわ‐うめ〔には‐〕【庭梅】

バラ科の落葉低木。葉は卵形で縁にぎざぎざがある。春、新葉とともに白色または淡紅色の花をつけ、赤い実を結ぶ。実は食べられる。中国原産庭木鉢植えにする。郁李いくり。こうめ。 春》あけぼのや―の匂ふ家の前/月斗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「庭梅」の意味・読み・例文・類語

にわ‐うめには‥【庭梅】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科の落葉小低木。中国原産で、庭木や切花用に栽植される。高さは人の丈ほどでよく枝分かれし根元から広がる。葉は短柄をもち長さ三~七センチメートルの卵状披針形で縁に二重の鋸歯がある。春、新葉とほぼ同時に、白または淡紅色の五弁花を開く。花は径一・五センチメートル内外。果実は径約一センチメートルの球形で食べられる。漢名郁李。こうめ。りんしゅうばい。《 季語・春 》 〔大和本草(1709)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む