庵の平兵衛(読み)あんの へいべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「庵の平兵衛」の解説

庵の平兵衛 あんの-へいべえ

?-1702 江戸時代前期の無頼者。
雁金(かりがね)文七を頭目として,布袋(ほてい)市右衛門,極印(ごくいん)千右衛門,神鳴(かみなり)庄九郎とともに,金品強奪や喧嘩(けんか)で大坂市中に暴威をふるう。他の4人とともに捕らえられ,元禄(げんろく)15年8月26日処刑された。この事件はのち歌舞伎などに脚色され,雁金五人男の名でつたえられた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む