延沢銀山遺跡(読み)のべさわぎんざんいせき

国指定史跡ガイド 「延沢銀山遺跡」の解説

のべさわぎんざんいせき【延沢銀山遺跡】


山形県尾花沢銀山新畑・六沢・延沢にある銀山遺跡。江戸時代を代表する銀山の一つで、一時は佐渡石見生野に匹敵する産銀があったという。1456年(康正2)、儀賀(ぎか)市郎左衛門が発見。1598年(慶長3)、豊臣秀吉に産出した銀を上納。寛永年間(1624~45年)に最盛期を迎え、1636年(寛永13)に尾花沢の天領となる。1703年(元禄15)に産銀量が減少し、村請山となって休山状態となった。1985年(昭和60)、間歩(坑道)や疎水などを含む東山地区の一部、銀山の守り神である山神神社、銀山を支配していた野辺沢(のべさわ)氏の居城であった延沢城跡の3ヵ所が国の史跡として指定された。近隣に銀山温泉がある。JR奥羽本線大石田駅から尾去沢市営バス「銀山温泉」下車、徒歩約20分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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