デジタル大辞泉
「延鏡」の意味・読み・例文・類語
のべ‐かがみ【延(べ)鏡】
1 物を直接見ないで、鏡にうつして見ること。
「思ひついたる―、出してうつして読み取る文章」〈浄・忠臣蔵〉
2 懐中に入れておく鏡。
「着替へては媚を争ひ、―は化粧を補ふ」〈根無草・後〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
のべ‐かがみ【延鏡】
〘名〙
① その物を直接に見ないで、鏡にうつして見ること。物を鏡にうつして、間接的に見ること。
※雑俳・福寿草(1747)「さし覗く
とこを
きてんののべかがみ」
② 懐中に入れておく鏡。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報