建策(読み)ケンサク

デジタル大辞泉 「建策」の意味・読み・例文・類語

けん‐さく【建策】

[名](スル)
計画を立てること。
献策」に同じ。
「あるいは堂上公卿に―しあるいは長州人士を説き」〈藤村夜明け前

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「建策」の意味・読み・例文・類語

けん‐さく【建策】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はかりごとをたてること。〔班固西都賦〕
  3. けんさく(献策)
    1. [初出の実例]「一二人の建策も管庁所見を以て開くの意を、原按に附書しおきたし」(出典:地方官会議日誌‐一八・明治八年(1875)七月一二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「建策」の読み・字形・画数・意味

【建策】けんさく

謀を定める。漢・班固〔西都の賦〕奉春(婁敬)策をて、留侯(張良)演す。天人合應し、以て皇を發す。

字通「建」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android