


律を立つるなり」とする。すなわち聿を筆、廴を
(廷)の省文として、律令を制定する意と解するが、
とは設営のことをいう字である。聿は墨縄、廴は金文の字形に
(ちやく)に作り、行路を定める意。
の金文の字形は
(いん)に従い、区画の内を示す形。
に従う形ならば建都、
に従う形ならば宮廷の設営である。設営にはまず方位を定め、区画を施した。〔書、洛誥〕に、国都を建てるにあたって、まず相宅・卜宅を行うことがみえ、〔逸周書、作
解〕〔周礼、考工記、匠人〕に、都邑を設営するときの法がしるされている。朝律を建て、教法を建てるというのは、その拡大用法である。
・鍵と通じ、かぎ、かんのき、くさび。
タツ・オヨブ・サル・イタル・ヨロコブ・コホス・クツガヘル 〔字鏡集〕
イキ・ユク・サス・カフ・イタル・タツ・ウウ・オヨブ・コボス・ヨロコブ・ワカチシク・タチマチ
声として
・
・
(健)・鍵の四字を収め、なお他に
・
・腱などがある。おおむね建立・強健の意をもつ字である。
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▶・建窯▶・建立▶・建暦▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…(1)十種香箱 二重の箱で華麗な蒔絵が多い。上段には惣包(そうづつみ)や打敷(うちしき),源氏香之図や香割道具等,下段には聞香炉,
(銀)葉盤(ぎんようばん),重香合(じゆうこうごう),香筯建(きようじたて),香札,札筒,折据(おりすえ),火末入(ひずえいれ),
葉入などを納める。縦7寸5分,横6寸4分,高さ6寸7分(1寸は約3cm)。…
※「建」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...