廿山古墳(読み)つづやまこふん

日本歴史地名大系 「廿山古墳」の解説

廿山古墳
つづやまこふん

[現在地名]富田林市廿山

廿山の南東部、南北に延びる丘陵の鞍部上に位置する東向きの前方後円墳。全長四八メートル、後円部径三〇メートル・高さ五メートル、前方部幅二二メートル・高さ二メートル。明治一七年(一八八四)遺物出土した。その後、大正四年(一九一五)出土状態の調査が行われている。主体部と考えられる部分は盗掘されており不明であるが、石材がまったくみられないことから、木棺直葬ないし粘土槨と推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む