デジタル大辞泉 「式年」の意味・読み・例文・類語 しき‐ねん【式年】 《定められた年の意》1 歴代の天皇・皇后の式年祭を行う年。崩御後、3年・5年・10年・20年・30年・40年・50年・100年、およびそれ以後100年ごとにあたる年。2 1年。1年間。また、ある年。「―の春の頃、軒端の梅に鶯の、来りて鳴く声を聞けば」〈謡・白楽天〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「式年」の意味・読み・例文・類語 しき‐ねん【式年】 〘 名詞 〙① ( 「式」はさだめの意 ) 歴代の天皇・皇后の式年祭を行なう年。その崩御の年から三年・五年・一〇年・二〇年・三〇年・四〇年・五〇年、そののち一〇〇年目ごとの年。[初出の実例]「造営公私或は式年等之別」(出典:布告‐明治三年(1870)閏一〇月二八日(法規分類大全))② 一年。一年間。また、ある年。一説に、年頭の意。[初出の実例]「以二梅花一、式年之為二初花一」(出典:二曲三体人形図(1421))「しきねんの春の頃、軒端の梅に鶯の、来りて鳴く声を聞けば」(出典:光悦本謡曲・白楽天(1464頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例